2010年04月26日

「多様なリターン設計が拡げる金融市場〜日本初マイクロファイナンスファンドの挑戦」

夏の足音が聞こえたかと思えば、冬の風に掻き消される今日この頃。
早く思う存分日差しを浴びたいものですね。

さて、前回は徐勝徹氏をお迎えして、ソーシャルセクターにお金が流れ、
"The power of humanity"がもっと活かされる仕組みについて考えました。
そこでは、先見の明や審美眼を持って、社会的インパクトを生む投資に
成功した投資家が、その成果に応じたrewardを受け取れるようになるには
ソーシャルインパクトの評価指標をどのようにして作るべきか?
どうすれば投資家を惹きつけ、出資させることができるか?
というような議論がありました。

次回のゲストは、慎 泰俊(しん てじゅん)氏です。(プロフィール詳細は下記)
慎さんは昨年9月に日本初のマイクロファイナンスファンドを企画し、
既に約4000万円を個人投資家から調達しました。
そこで、日本でも少しずつソーシャルセクターへお金が流れ始めていることを背景に、
投資家や出資者のインセンティブが多様化してきていることや、
投資家を惹きつける経済的/非経済的リターンをどうデザインすればいいのか、
といったことを中心に議論できればと考えています。

将来ソーシャルセクターに関わる方だけでなく
普通のプライベートセクターでビジネスをする方にとっても、
価値観が多様化した投資家とどう付き合っていくかという視点から
興味深いものになるのではないかと思います。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

■□■□ 第2回 Management Impact□■□■

■テーマ
「多様なリターン設計が拡げる金融市場
〜日本初マイクロファイナンスファンドの挑戦」

■日時
5月27日(木)19:00-21:00ディスカッションセミナー
       21:00-22:30懇親会

■ 場所
慶應義塾大学日吉キャンパス協生館4F 階段教室1
※懇親会は1FのHUBを考えています。

■ゲスト
特定非営利活動法人 Living in Peace 理事長 慎 泰俊氏(しん てじゅん)
http://www.living-in-peace.org

プロフィール
1981年東京生まれ。朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、
早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。現在は投資ファンド勤務。
2007年10年にLIPを設立し、機会の平等を通じた貧困削減をテーマに活動中。
海外ではマイクロファイナンスの調査・支援を行い、日本初のマイクロ
ファイナンスファンドを企画した。国内では社会人の強みを活かした
児童養護施設支援に取り組んでいる。
著書「15歳からのファイナンス理論入門」は、台湾、韓国、中国で翻訳される。

■参考情報
より活発な議論のため、以下の参考URLを事前にお目通し頂いた上で
ご参加ください。

日本初マイクロファイナンスファンドの概要、実績
セキュリテ(事業者と個人投資家とをつなぐファンドを多数デザイン)
国連フォーラム:最高のコストパフォーマンスを達成するMFIの調査システムを
Living in Peaceの活動報告ブログ
慎さん個人ブログ

■出欠連絡
下記の出欠フォームにて参加表明をお願いいたします。
出欠フォーム

■KBS担当者、問合せ先
mail toinfo-mgntimpact(アットマーク)googlegroups.com

(文責:平田)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。